松林庵登陽窯(しょうりんあんとうようがま)の連房式(れんぼうしき)登り窯は、素焼き、本焼きともに
ガス・電気などは一切使わず登り窯のみで焼き上げられます。
この焼き方は、萩市内の窯元の中で登陽窯だけです。
連房式登り窯は、熱効率がよいところがポイントです。
窯の中の酸素の量によって焼き上がりの色合いが変わってきます。酸素が多いと鉄を含む焼き物は茶色や黄色っぽくなります。
これは酸化(さんか)と呼ばれています。酸素の量が少ないと青っぽい色になります。
これは還元(かんげん)と呼ばれます。この間の量だと中性されピンクっぽい色に仕上がります。 |